本書の特長

航空機は高付加価値技術の高高度に位置する産業です。
今後、我が国エレクトロニクス産業が志向するべきひとつの高付加価値を生む注目すべき技術分野です。

航空機のセンサとセンシング技術に関しては、海外企業が多く、特許出願の多くが海外出願であり、我が国企業が少なく、国内特許出願も少ないことが特徴です。

本シリーズ「パテントガイドブック」のねらい

技術テーマのプランニングや技術開発において、技術者自身が最新の特許情報を的確に把握することが求められています。しかし、膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特定の技術テーマにフォーカスし、俯瞰しやすいレベルにまとめたのが本シリーズ「パテントガイドブック」です。

技術者の視点で直近の特許情報から最低限必要な約100件の情報を厳選した本シリーズは、技術者が進むべき将来の方向を探る道しるべとして最適なガイドです。

１．ガイドブックシリーズのねらい
２．ガイドマップ（当該技術の全体像俯瞰マップ）
３．IPC/FIガイド（当該技術テーマの検索ガイド）
４．着眼点別特許抄録

【技術分類(アングル)】
・わかりやすいセンサ　（２６件）
歪センサや圧力センサ、荷重センサ、温度センサ、音響センサなど、
検出対象が単一のセンサで検知できるわかりやすい
センサ技術を取り上げます

・多種センサを組み合わせた統合的センシング　（１４件）
圧力センサや温度センサなど、多種類、多数のセンサを組み合わせて
単一のセンサでは実現できない現象の把握を統合的に行う
センシング技術を取り上げます

・センシングネットワーク　（５件）
ワイヤレスセンシングやネットワークを特徴にした
センサ技術を取り上げます

・カメラと画像検出　（６件）
航空機のセンシングで見落とせないのはカメラの利用について
取り上げます。

・レーダーやレーザの利用　（５件）
ドップラーレーダーなどについて取り上げます。

・防火センシング　（２件）
ハロンシステムに変わる航空機用の火災対策について取り上げます。

・非破壊検査や劣化検出　（９件）
疲労診断や故障検出、材料強度モニタリングなどのほか、
非破壊検査や航空機に使用される部品材料の製造工程での検査に使われる
センシング技術などを取り上げます。

【掲載予定企業】（順不同）
ボーイング、島津製作所、千葉大学、三菱重工、住友精密工業、
ナブテスコ、ハネウェル、ＧＥ、ジャムコ、エアバス、
キヤノン、東芝、ノルスク、ＮＥＣ，フェデラル、スネクマ　など

５．掲載特許一覧表

付属CD-ROM掲載内容

・掲載特許一覧表（Excel）
・公開特許公報全文（PDF）

技術的着眼点を俯瞰できるガイドマップ

ガイドマップは、アングル（技術的着眼点）ごとに図面と企業を選び放射状に配置した、ネオテクノロジー独自の俯瞰マップです。直近数年の出願にあらわれる技術と企業を見渡すことができます。

深堀調査に役立つIPC／FIガイド

深掘調査を行う際には国際特許分類（IPC）や日本特許庁独自のファイルインデックス（FI）を利用すると便利です。IPC／FIガイドではアングル（技術分類）ごとの特許情報に実際に付与されている特許分類を抽出し掲載しています。

見やすい誌面

本書で取り上げた特許情報をアングル（技術分類）ごとに分けて抄録を掲載することにより、技術の特徴がより把握しやすい誌面構成となっています。また、巻末には特許情報の一覧表も掲載しています。

本書で取り上げた特許情報をアングル（技術分類）ごとに分けて抄録を掲載することにより、技術の特徴がより把握しやすい誌面構成となっています。また、巻末には特許情報の一覧表も掲載しています。

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