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研究開発アーリーステージの開発テーマ探索 ─ パテントガイドブック全固体二次電池の最前線を探る Part2

LI025P2

2013年11月発刊
ネオテクノロジー監修
本文PDF(A4判 171ページ)、掲載特許一覧表(EXCEL版、全文明細書PDFリンク付)
価格:80,000円+税(送料別)

リチウムイオン電池シリーズ
全固体二次電池の最前線を探る Part2

本書で取り上げる技術対象

全固体二次電池については、2010年に2010年10月時点での特許情報に基づいて当時の技術と企業の動きを全体俯瞰いたしました。3年が経ち今回のPART2は続刊に当たります。
この間、全固体二次電池の技術はガイドマップに見るようにポリマ関連が大幅に減り、重要ポイントが絞り込まれ、一見スリム化したように見えますが、実は技術的には細分化し、取り組む技術が詳細かつ具体化が進んでいる様子が随所に見られます。

このPART2では、この間の技術変革に対応して、①固体電解質それ自体の材料、②電極(負極、正極)と電極体、③電極と固体電解質との界面、④硫化物系固体電解質や硫黄系活物質との関わり、⑤ドライプロセスの製造方法、⑥ウエットプロセスの製造方法、⑦その他の注目観点に分け、代表的な技術と企業の両面から最近の特許環境を俯瞰しました。なお、本書ではバイポーラ二次電池は通常電池の組み合わせと捉え、特別に分類はしていません。

新たな開発企画やビジネスのガイドとしてご利用ください。

本シリーズ「パテントガイドブック」のねらい

技術テーマのプランニングや技術開発において、技術者自身が最新の特許情報を的確に把握することが求められています。しかし、膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特定の技術テーマにフォーカスし、俯瞰しやすいレベルにまとめたのが本シリーズ「パテントガイドブック」です。

技術者の視点で直近の特許情報から最低限必要な約100件の情報を厳選した本シリーズは、技術者が進むべき将来の方向を探る道しるべとして最適なガイドです。

 

1.ガイドブックシリーズのねらい
2.ガイドマップ(当該技術の全体像俯瞰マップ)
3.IPC/FIガイド(当該技術テーマの検索ガイド)
4.着眼点別特許抄録

◆固体電解質それ自体の材料
全固体二次電池の中心的存在として、固体電解質それ自体の材料組成や製法に着目した特許情報を取り上げました。なお、硫化物系固体電解質は一群の情報として別に区別しています。高イオン伝導性で低抵抗、緻密で強度が高いガラス質やセラミックス焼結体などの無機系固体電解質を取り上げています。なお、イオン液体やLi塩の高分子固体電解質は、この分類に含めました。また、結着剤(バインダー)に着目した特許情報も含めています。

◆電極(負極、正極)と電極体
正極や負極、活物質、合体、電極体に着目した特許情報を取り上げました。薄膜電極や3D立体構造の電極、フラーレンを用いる電極など、微細構造だけでなく製法に特徴がある特許情報も含んでいます。なお、集電体や組電池集電体は、封止と密接な関係があることから「その他」に分類しています。
◆電極と固体電解質との界面
全固体二次電池の充放電特性と電池の寿命、耐久性を左右する電極と固体電解質の界面に着目した特許情報を取り上げました。
界面の反応や分解の抑制、負極の体積変化などに着目した特許情報を含んでいます。界面特性に着目した超音波充填プロセスなども含まれています。

◆硫化物系固体電解質や硫黄系活物質との関わり
硫化物系固体電解質や硫黄系活物質を用いることに伴う正極活物質との界面処理など、硫化物を用いる全固体二次電池に着目した特許情報を取り上げました。

◆ドライプロセスの製造方法
粉体加圧成型や焼結法、物理成膜(蒸着やスパッタ)法などのいわゆるドライプロセスに特徴がある特許情報を取り上げました。

◆ウエットプロセスの製造方法
スラリーや塗布、シート製法など、いわゆるウエットプロセスに特徴がある特許情報を取り上げました。

◆その他の注目観点
まだ個別の分類にするには件数が少ないが、今後の動向に注目しておきたい観点を思わせる特許情報が含まれています。集電体を含めた封止(パッケージング)や工程内修復、全固体二次電池の充電方法などを取り上げています。資源回収の観点から繰返し使用により性能低下した劣化電池の再生技術もこの分類に含めました。また集積回路と一体実装されるようなマイクロ電池も含まれています。

掲載企業(TOP10)

・トヨタ自動車
・村田製作所
・出光興産
・アルバック
・住友電気工業
・日立造船
・オハラ
・独立行政法人産業技術総合研究所
・日本ゼオン
・コミサリア ア レネルジー アトミック エ オ ゼネルジー アルテルナティブ ほか

付属CD-ROM掲載内容

・掲載特許一覧表(Excel)
・公開特許公報全文(PDF)

技術的着眼点を俯瞰できるガイドマップ

ガイドマップは、アングル(技術的着眼点)ごとに図面と企業を選び放射状に配置した、ネオテクノロジー独自の俯瞰マップです。直近数年の出願にあらわれる技術と企業を見渡すことができます。

深堀調査に役立つIPC/FIガイド

深掘調査を行う際には国際特許分類(IPC)や日本特許庁独自のファイルインデックス(FI)を利用すると便利です。IPC/FIガイドではアングル(技術分類)ごとの特許情報に実際に付与されている特許分類を抽出し掲載しています。

見やすい誌面

本書で取り上げた特許情報をアングル(技術分類)ごとに分けて抄録を掲載することにより、技術の特徴がより把握しやすい誌面構成となっています。また、巻末には特許情報の一覧表も掲載しています。



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