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本書で取り上げる技術対象
熱線遮蔽フィルムの技術動向を探ることができる情報を取り上げます。
2012年以降に公開された熱線遮蔽フィルムに関わる特許情報 112件を抽出し、
技術開発の切り口となる8つの観点に分類しました。
8つの観点は、①屈折率に着目する ②液晶ポリマーを利用する ③微粒子に着目する ④ハードコート ⑤プロセスに着目する ⑥材料 ⑦用途に特徴 ⑧その他の参考情報 です。
観点ごとに特徴のある図面を選択配置したガイドマップは、熱線遮蔽フィルムの技術動向を探る技術を俯瞰するガイドとして役立ちます。企業と技術の開発の多様な観点を調べるガイドブックとして本書をご活用ください。
◆屈折率に着目する
屈折率の異なる層を組み合わせて反射させることを特徴とする特許情報。多層構造を含みます。
◆液晶ポリマーを利用する
液晶ポリマーにより光の偏光や旋回特性を発現させる特許情報を取り上げました。
液晶に類似した棒状体塗工も含めています。
◆微粒子に着目する
金属や金属酸化物の微粒子を添加して遮蔽することを特徴とする特許情報。
中空やボイドを含みます。
◆ハードコート
遮熱フィルムに欠かせないハードコートに着目した特許情報を取り上げました。
◆プロセスに着目する
塗布や積層のプロセス(工程)に着目した特許情報を取り上げました。
◆材料
材料の反射や吸収特性に注目した特許情報を取り上げました。
◆用途に特徴
窓ガラスや用途に特徴がある特許情報を取り上げました。
◆その他の参考情報
EMC対策を兼ねるなどの遮熱以外の他の機能を併せる特許情報を取り上げました。
技術テーマのプランニングや技術開発において、技術者自身が最新の特許情報を的確に把握することが求められています。しかし、膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特定の技術テーマにフォーカスし、俯瞰しやすいレベルにまとめたのが本シリーズ「パテントガイドブック」です。
技術者の視点で直近の特許情報から最低限必要な約100件の情報を厳選した本シリーズは、技術者が進むべき将来の方向を探る道しるべとして最適なガイドです。
・屈折率に着目する
・液晶ポリマーを利用する
・微粒子に着目する
・ハードコート
・プロセスに着目する
・材料
・用途に特徴
・その他の参考情報
5.掲載特許一覧表
コニカミノルタホールディングス
富士フイルム
大日本印刷
三菱樹脂
日油
コニカミノルタアドバンストレイヤー
旭硝子
住友金属鉱山
帝人デュポンフィルム
東レ ほか
ガイドマップガイドマップは、アングル(技術的着眼点)ごとに図面と企業を選び放射状に配置した、ネオテクノロジー独自の俯瞰マップです。直近数年の出願にあらわれる技術と企業を見渡すことができます。
深掘調査を行う際には国際特許分類(IPC)や日本特許庁独自のファイルインデックス(FI)を利用すると便利です。IPC/FIガイドではアングル(技術分類)ごとの特許情報に実際に付与されている特許分類を抽出し掲載しています。
本書で取り上げた特許情報をアングル(技術分類)ごとに分けて抄録を掲載することにより、技術の特徴がより把握しやすい誌面構成となっています。また、巻末には特許情報の一覧表も掲載しています。