本シリーズ「発明提案の強化書」のねらい

特許庁の特許発明の審査の考え方は、発明を提案書に育てる上で大いに
参考になります。研究開発の初期から、この考え方に沿って特許発明への
ベクトルを意識すると発明提案が生みやすくなります。

発明提案の前に、発明審査フローに沿って発明ベクトルの
意識付けするためには、審査事例からのフィードバックが重要です。
本書では、まず、発明ベクトルを特許要件・記載要件ごとに
説明マンガ付きで解説し、次に、実際に特許をとった審査事例を見ながら、
コメント解説しています。
新人の方でもわかりやすい学習テキストです。
ぜひ、研究開発と発明提案の創出にお役立ててください。

本書のおすすめ

・初めて発明提案をする方の知的財産学習に
・提案経験のある中堅者向けの知的財産学習に
・研究開発部門や新設部門での自己研鑽に
・知財教育セミナー用資料として

まえがき

審査事例
1.産業上利用できる発明で特許をとった例
1-1.産業上利用できる発明　1-2.特許第5384409号　 1-3.特許第5521717号

2.先行技術にない新たな発明で特許をとった例
2-1.新規性　 2-2.特許第3601915号　 2-3.特許第5581816号

3.組合せ技術の場合、有利な効果で特許をとった例
3-1.進歩性　 3-2.特許第589×××号　 3-3.特許第564×××号

4.発明の全体を詳細な説明に記載して特許をとった例
4-1.サポート要件　4-2.特許第566×××号　 4-3.特許第573×××号

5.実施したい部分は具体的に記載して特許をとった例
5-1.実施可能要件　5-2.特許第568×××号　 5-3.特許第567×××号

審査事例一覧

条文一覧

本書のメリット

・特許庁の特許発明審査の考え方 に沿って事例を学ぶ
・特許発明への審査要件を意識付けた発明ベクトルを学ぶ
・研究開発を良い発明に展開し特許権利化への進化につなげる

見やすい誌面

本書で取り上げた審査事例を特許要件・記載要件ごとに分けて
紹介していますので、わかりやすい構成になっています。
また、巻末に審査事例一覧の付録事例も掲載しています。