本書の特長

人類の英知が集積されている特許を、発想の面まで踏み込んで読み解くことで、新たな発明へのヒントにしてしまおうというのが本シリーズのねらいです。 特定のテーマごとに、メーカーの第一線で製品開発や試作活動に取り組んできた技術者が、応用範囲の広い発明、資料価値の高い発明を厳選。 盛り込まれた創意工夫を発想までさかのぼって分析する全く新しいタイプの技術資料です。
屋内に設置される制御盤や分電盤、配電盤など、キャビネットに関する機構設計上の工夫ポイントを取り上げました。パネル、枠、扉、取付機器、配線ケーブルなど、いわゆるハコモノの構造を中心に材料、製法までカバー。 実戦的参考書として、また気分をリフレッシュする知的読み物として、キャビネットの設計に携わるすべての技術者にお役立ていただけます。

• 1．組み合わせ
• 2．係合
• 3．動き
• 4．分ける
• 5．ユニットにまとめる
• 6．置き換える
• 7．規制する
• 8．他のケースを転用する
• 9．共用する
• 10．その他、いろいろな発想

見やすい誌面

本書で取り上げた特許情報をアングル（技術分類）ごとに分けて図面中心に掲載することにより、技術の特徴がより把握しやすい誌面構成となっています。また、巻末には特許情報の一覧表も掲載しています。

マニュアル査読によるノイズ情報のないデータ

技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して技術分類を付与しています。