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最近5年間の公開特許情報から、リチウムイオン電池材料と電池特有のプロセスに関わる安全性に着目した特許情報を当社専門技術スタッフがマニュアル査読により1,773件を抽出し、ダイナミックマップ(電子版特許調査報告書)にまとめました。
企業別・技術別に分析。ビジュアルに全貌を把握できます。全体像の俯瞰と、詳細情報のクローズアップ。ダイナミックに視点を切替えて特許情報から業界の動きや技術の変化を調べることができます。
リチウムイオン電池の、主として材料から見た安全性を向上させる技術を調査対象とします。正負極材料、電解液材料(溶媒、電解質)、セル安定化の添加物等の材料技術を取り上げます。また、構造材料であるセパレータ(固体電解質やゲル電解質も含む)や、ケース材料とその構造も対象とします。なお、初期充電やエージング等は材料に限らずとも取り上げています。
リチウムイオン電池以外の電池に関する技術は取り上げていません。安全性を意図していない材料技術は取り上げていません。電子回路による安全対策は取り上げていません。また、定置用あるいは電気自動車等の大電力に使用される組電池の安全性に関する回路・システム技術は今回の調査では取り上げません。
技術テーマの全体俯瞰をしながら技術と企業の詳細をクローズアップできる電⼦版の特許資料です。プレゼンテーションや社内ミーティングに活⽤しやすい豊富な特許マップを掲載しています。最新特許情報へのアップデートサービスもあります。
・正極活物質と安全性
安定化した正極材料、表面コートなどを含む安定化させる方法、正極への添加物に特徴のある特許情報を取り上げます。
「安全性が向上した電極活物質及びこれを用いた電気化学素子」
特開2014-13770 エルジー・ケム・リミテッド
「非水電解質二次電池用正極活物質およびその製造方法」
特開2014-22293 住友金属鉱山
・負極活物質と安全性
安定化した負極材料、表面コートなどを含む安定化させる方法、負極への添加物に特徴のある特許情報を取り上げます。
「コンバージョン反応により充放電を行うリチウム二次電池用活物質、
該活物質を用いたリチウム二次電池」
特開2014-2847 産業技術総合研究所
「非水電解質二次電池」
特開2014-011071 トヨタ自動車
・電解液、添加物と安全性
組成を含む、溶媒、電解質の安定化技術に特徴のある特許情報を取り上げます。電解液への添加物(レドックスシャトル等)を含みます。
・セパレータと安全性
セパレータ材料やセパレータの表面処理材料、処理方法に特徴のある特許情報を取り上げます。
「微細繊維構造体」
特開2014-5569 帝人
「リチウムイオン二次電池用セパレータ」
特開2014-011041 JX日鉱日石エネルギー
「ポリシルセスキオキサン系不織布及びその製造方法、
電池用セパレータ並びにリチウム二次電池」
特開2014-25157 KRI
・製造プロセスと安全性
初期充電方法等の製造プロセスに特徴のある特許情報を取り上げます。
「非水電解質二次電池の製造方法」
特開2014-11078 トヨタ自動車
「リチウムイオン二次電池の製造方法」
特開2014-17209三菱製紙
・その他(ケース構造など)
上記分類に含まれない参考情報を取り上げます。安全弁、電流遮断方法、電池の動作モニタリング技術など、電子回路的手段を用いるものでも安全性の上で参考になると思われる技術を含みます。大電力の組電池に関わる技術は取り上げません。
「リチウムイオン電池」
特開2014-22129 新神戸電機
第1位:パナソニック
第2位:日立マクセル
第3位:エルジー・ケム・リミテッド
第4位:トヨタ自動車
第5位:三洋電機
第6位:日立製作所
第7位:三菱化学
第8位:ソニー
第9位:新神戸電機
第10位:日立ビークルエナジー
シャープ、三星エスディアイ、日立マクセルエナジー、住友電気工業、NTTファシリティーズ、富士重工業、旭化成イーマテリアルズ、TDK、AGCセイミケミカル、ブリヂストン、住友金属鉱山、帝人、東芝、産業技術総合研究所、日産自動車、積水化学工業、出光興産、GSユアサ、NECトーキン、ダイキン工業、三菱製紙、住友化学、日本合成化学工業、日東電工、JX日鉱日石金属、栗田工業、日本電気、旭化成ケミカルズ、セントラル硝子、三菱重工業、コニカミノルタ ほか
ダイナミックマップはマインドマップ ® 手法を活用しています。ダイナミックに視点を切り替えて、素早く必要な特許情報と特許マップにアクセスできます。
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