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出願日遡及5年間(2009年1月以降の出願から2013年12月末日公開まで)に発行された国内の公開特許・(再)公表特許を調査しました。なお、実用新案は除きました。
特許分類(IPC/FI)を基軸としてキーワードで絞り込んだ主検索式と、キーワードのみを組み合わせた補完検索式の論理ORを用いました。下記検索により総件数 2,027件を調査し、1,459件を抽出しました。
企業別・技術別に分析。ビジュアルに全貌を把握できます。全体像の俯瞰と、詳細情報のクローズアップ。ダイナミックに視点を切替えて特許情報から業界の動きや技術の変化を調べることができます。
調査対象とした技術は、導電性の良い、導体(電極)に使用される透明導電フィルムに関する技術です。
帯電防止程度の高抵抗な透明導電体は対象外としました。
なお、透明導電材料自体に特許がある場合はフィルムと記載していなくても権利抵触になる可能性があるため、フィルム状であることには限定しませんでした。
技術テーマの全体俯瞰をしながら技術と企業の詳細をクローズアップできる電⼦版の特許資料です。プレゼンテーションや社内ミーティングに活⽤しやすい豊富な特許マップを掲載しています。最新特許情報へのアップデートサービスもあります。
≪材料≫
・ 金属粒子や金属ナノワイヤ、金属薄膜などの材料:
金、銀などの金属ナノワイヤや金、銀などの金属細線を用いた金属メッシュ、両面をITOで挟まれた銀層(銀又は銀合金)、金、銀、銅、白金などの金属導電性パターン層などを取り上げました。
ただし用途が電磁波遮蔽や熱線反射膜などであっても、透明電極を含まないものは除きました。
・金属酸化物系材料:
ITOや酸化亜鉛系(酸化ニオブ含有酸化亜鉛、酸化アルミニウム及び酸化ケイ素含有酸化亜鉛など)、酸化スズ、チタン酸化物、P型透明導電膜(TiとSbの酸化物、Ni又はTaとCuの酸化物、AgとNiの酸化物など)などを取り上げました。
ただし用途が電磁波遮蔽や熱線反射膜などであっても、透明電極を含まないものは除きました。
・カーボン系材料:
カーボンナノチューブやグラフェンなどを取り上げました。
ただし用途として透明電極を含まないものは除きました。
・有機導電体材料:
ポリチオフェン系導電性ポリマー(PEODT/PSS)やポリアニリン系導電性ポリマーなどを取り上げました。
ただし用途として透明電極を含まないものは除きました。
≪材料以外≫
・その他(加工技術など):
特に材料限定のない透明導電膜の製造方法や、膜厚、屈折率などの規定はあるが特に材料限定のない透明導電膜、特に材料限定のない透明導体パターンの構造などを取り上げました。
ただし製造方法であっても、透明導電材料に特徴があるものは、各材料に区分しました。
●企業から見る(上位10社)
◇第1位: 富士フィルム
◇第2位: 日東電工
◇第3位: コニカミノルタ
◇第4位: 住友金属鉱山
◇第5位:住友化学
◇第6位: 凸版印刷
◇第7位:東レ
◇第8位: 三菱マテリアル
◇第9位: ソニー
◇第10位: 信越ポリマー
ダイナミックマップはマインドマップ ® 手法を活用しています。ダイナミックに視点を切り替えて、素早く必要な特許情報と特許マップにアクセスできます。
企業と技術それぞれの観点から、知りたい項目(出願人件数推移、出願人ランキング、発明者ランキング、共同出願人内訳、該当特許一覧表)へとクリックで展開します。
特許分類(IPC/FI)を基軸としてキーワードで絞り込む検索式と、キーワードのみの検索式のOR論理による広めの検索式を用いています。
技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して技術分類を付与しています。