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最近の技術動向を把握する《攻め》の特許調査
スイッチング素子のSiCパワー半導体化が進んでいます。2013年以後は駆動回路系の特許出願件数も徐々に増え、コンバータやインバータなどの電力変換回路の特許の重要性が高まっています。
SiCは導通時の飽和電圧が低く、導通損失を抑えられ、ゲート容量も少ないのでドライブが簡単で高速動作でスイッチング損失が低減できるなど、バイポーラをMOSが置き換えたようにSiC化が今後一段と進むようです。
本ダイナミックマップは、SiCの電力変換回路に取り組むうえで見ておきたい国内特許情報を調査した電子版特許調査資料です。2000年1月1日~2015年12月31日に発行された国内公開特許情報約3,397件を調査し、本件技術に該当する特許情報706件を抽出しました。
SiCの特許調査では、材料デバイス関連のノイズ情報の除去が厄介です。本調査では電源回路の技術エキスパートがマニュアル査読してノイズを除去し、ゲート駆動回路、保護回路、応用回路などの重要技術観点で分類しています。調査済み全件のExcel一覧表に加え、出願各社の性格チャートなど各種の特許マップも豊富に掲載されており、SiCスイッチング回路の特許戦略資料としてご活用ください。
同時発刊のダイナミックマップ「GaNパワー半導体を用いた電力変換回路」も好評です。併せてご利用ください。
SiCベースのパワー半導体を用いた電力変換回路の技術とします。SiCデバイス単体の半導体構造やパッケージ化などの構造、GaNデバイスの放熱構造は対象としません。
下記の期間に発行された国内の公開特許・(再)公表特許を調査しました。なお、実用新案は除きました。
【公開特許】2000年1月1日~2015年12月31日(出願日遡及)
技術テーマの全体俯瞰をしながら技術と企業の詳細をクローズアップできる電子版の特許資料です。プレゼンテーションや社内ミーティングに活用しやすい豊富な特許マップを掲載しています。最新特許情報へのアップデートサービスもあります。
《技術分類》
1.応用回路(DC-ACインバータ)
2.応用回路(DC-DCコンバータ)
3.応用回路(力率改善(PFC))
4.応用回路(その他)
5.デバイスの工夫
6.ゲート駆動回路
7.保護回路
◇企業シェア
◇上位10社技術比較
◇企業ランキング(全企業掲載)
1位 三菱電機株式会社
2位 パナソニック株式会社
3位 株式会社東芝
4位 株式会社日立製作所
5位 ダイキン工業株式会社
6位 住友電気工業株式会社
7位 サンケン電気株式会社
7位 富士電機ホールディングス株式会社
9位 ローム株式会社
10位 関西電力株式会社
ダイナミックマップはマインドマップ ® 手法を活用しています。ダイナミックに視点を切り替えて、素早く必要な特許情報と特許マップにアクセスできます。
企業と技術それぞれの観点から、知りたい項目(出願人件数推移、出願人ランキング、発明者ランキング、共同出願人内訳、該当特許一覧表)へとクリックで展開します。
特許分類(IPC/FI)を基軸としてキーワードで絞り込む検索式と、キーワードのみの検索式のOR論理による広めの検索式を用いています。
技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して技術分類を付与しています。