事業化ステージの《守り》と《攻め》の特許調査　　　　　　－「ダイナミックマップ」活用例

2014.06.17

独創的な研究開発を行うためには、《守り》と《攻め》の両方の視点が必要です。そのためには、研究開発の早い段階から自他の特許環境を探り、開発路線の方向性を探る特許調査が欠かせません。
《守り》と《攻め》の特許調査に最適なのが「ダイナミックマップ」です。

・どんな企業がどんな特許権を持っているか？⇒《登録特許ダイナミックマップ》
・最近の公開特許情報らみた研究開発の最前線は？⇒《ダイナミックマップ》

◆活用事例、機能性材料メーカのC社

「新規事業化テーマの用途絞り込みと地雷探し」

機能性材料メーカのC社は、新素材カーボンナノチューブを重要な新規事業化テーマとしています。川下用途を広範囲に探り自社技術の強みを活かせる用途を明確にした上で、具体的な用途に求められるパラメータを洗い出し、他社に先駆けた研究開発と同時に先行出願をしておきたいと考えています。

しかし、カーボンナノチューブに関する特許情報は数千件におよび、特許情報から用途を広範囲に調査することは困難です。新規事業メンバーの人数は限られており、特許調査の重要性は認識していても時間を割くことができません。また、知財部門は新規テーマへの土地勘がなく特許調査のサポートを受けることが難しい状況です。

◆活用した「ダイナミックマップ」
・カーボンナノチューブCNTの用途展開《登録特許ダイナミックマップ》

◆C社の声

ダイナミックマップを活用することにより、用途の全体像を体系的に俯瞰しながら自社の位置づけを確認し、具体的な用途の絞り込みができました。現在では、その次のステージに向けて、特定用途の詳細分類付与や競合他社分析などの付加サービスをネオテクノロジーで行っています。

関連資料

特許情報から技術と企業を俯瞰する

技術テーマの全体俯瞰をしながら技術と企業の詳細をクローズアップできる電子版の特許資料です。プレゼンテーションや社内ミーティングに活用しやすい豊富な特許マップ「ダイナミックマップ」を掲載しています。オプションとして、最新特許情報へのアップデートサービスもあります。

■定価：50,000〜180,000円（税別）　■頁数：120〜550ページ　■判型：A4判
■CD-ROM付属