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カーボンナノチューブCNTは社会を変革する新素材として期待されています。 CNTを応用することによって、今までには考えられなかった、全く新しい発想の製品開発が広がる可能性を秘めています。
CNT素材の研究開発と同時に、CNTならではの用途展開が活発です。カーボンナノチューブCNTの持つ優れた機械的特性や電気的特性、熱や光学特性を活かしたさまざまな用途が拡がりつつあります。特許から見ると、川上素材を川下用途に適用させるための分散や複合、積層などの機能向上技術と、さまざまな川下用途が幅広く表れています。直近では、光電変換要素や二次電池(電気化学)系が広く出願されています。
すでに登録特許が発行されているCNT用途は何か?特許情報からCNTの用途の拡がりを探り、新規事業探索にお役立てください。
調査範囲
カーボンナノチューブ(CNT)の用途の拡がりに注目し、用途に特徴がある特許情報を調査対象といたしました。出願日遡及20年間に相当する1994年1月以降の出願であり2014年5月15日までに発行された国内登録特許で特許権が存続している5,612件を調査し、2,586件を抽出しました。なお、実用新案は除きました。
本シリーズ「ダイナミックマップ」のねらい
技術テーマの全体俯瞰をしながら技術と企業の詳細をクローズアップできる電⼦版の特許資料です。プレゼンテーションや社内ミーティングに活⽤しやすい豊富な特許マップを掲載しています。最新特許情報へのアップデートサービスもあります。
【技術分類】
・基板の配線やコンタクトホール
・導電性用途
・熱伝導性用途
・電池部材
・ナノ繊維
・触媒や各種センサー
・その他
●企業から見る
【出願人TOP10】
第1位:ツィンファ ユニバーシティ
第2位:鴻海精密工業股▲ふん▼有限公司
第3位:独立行政法人産業技術総合研究所
第4位:日信工業株式会社
第5位:トヨタ自動車株式会社
第6位:富士通株式会社
第7位:日本電気株式会社
第8位:昭和電工株式会社
第9位:パナソニック株式会社
第10位:東レ株式会社
●全体データ
◇企業シェア
◇上位10社技術比較
◇企業ランキング
ダイナミックマップはマインドマップ ® 手法を活用しています。ダイナミックに視点を切り替えて、素早く必要な特許情報と特許マップにアクセスできます。
企業と技術それぞれの観点から、知りたい項目(出願人件数推移、出願人ランキング、発明者ランキング、共同出願人内訳、該当特許一覧表)へとクリックで展開します。
特許分類(IPC/FI)を基軸としてキーワードで絞り込む検索式と、キーワードのみの検索式のOR論理による広めの検索式を用いています。
技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して技術分類を付与しています。
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