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3D造形技術(3次元造形技術)について最新1年間の米国公開特許情報189件から107件を抽出し、技術展開を俯瞰しました。
まず、積層を順次積み上げる3D造形技術において、①造形材料、②造形プロセスを取り上げました。次に、3D造形装置として、③造形機構、④制御およびデータを分類しました。また、用途が限定された技術として、⑤専用用途を取り上げ、上記の分類に含まれない技術を⑥その他にまとめました。
観点ごとに特徴のある図面を選択配置したガイドマップは、3D造形に関する技術を俯瞰するガイドとして役立ちます。企業と技術の開発の多様な観点を調べるガイドブックとして本書をご活用ください。
◆造形材料
造形材料に関する特許情報を取り上げました。粉末、液体等の形状で、無機材料、有機材料、および両者の混合材料などを含みました。
◆造形プロセス
造形プロセスに関する特許情報を取り上げました。電子写真方式で積層を形成する方式などを含みました。
◆造形機構
造形装置の機構に関する特許情報を取り上げました。積層を形成する機構、材料供給機構などを含みました。
◆制御およびデータ
造形プロセスの制御および造形データに関する特許情報ついて取り上げました。3Dモデルから2Dページに展開する方式などを含みました。
◆専用用途
限定された用途に使用される3D造形技術に関する特許情報を取り上げました。歯列矯正、人造骨などの造形などを含みました。
3Dの用途拡大には汎用市場の立ち上げが欠かせません。しかしUSの最新情報を見ても、3D市場は専用市場にとどまっている様です。このアングルでは”汎用”と対比的に見る点から”専用”といたしました。
◆その他
上記分類に含まれない3Dグラフィックデータ処理や3D造形技術の参考になる特許情報を取り上げました。
技術テーマのプランニングや技術開発において、技術者自身が最新の特許情報を的確に把握することが求められています。しかし、膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特定の技術テーマにフォーカスし、俯瞰しやすいレベルにまとめたのが本シリーズ「パテントガイドブック」です。
研究開発のアーリーステージで技術と企業の全体像を把握する
技術者の視点で直近の特許情報から最低限必要な約100件の情報を厳選した本シリーズは、技術者が進むべき将来の方向を探る道しるべとして最適なガイドです。研究開発のアーリーステージの開発テーマ探索にお役立てください。
・造形材料
・造形プロセス
・造形機構
・制御およびデータ
・専用用途
・その他
STRATASYS, INC. / MakerBot Industries, LLC / 3D Systems, Inc. /
Ford Motor Company / HONEYWELL INTERNATIONAL INC. /
ALSTOM Technology Ltd / GENERAL ELECTRIC COMPANY /
Objet Ltd. / SONY CORPORATION など
ガイドマップガイドマップは、アングル(技術的着眼点)ごとに図面と企業を選び放射状に配置した、ネオテクノロジー独自の俯瞰マップです。直近数年の出願にあらわれる技術と企業を見渡すことができます。
深掘調査を行う際には国際特許分類(IPC)や日本特許庁独自のファイルインデックス(FI)を利用すると便利です。IPC/FIガイドではアングル(技術分類)ごとの特許情報に実際に付与されている特許分類を抽出し掲載しています。
本書で取り上げた特許情報をアングル(技術分類)ごとに分けて抄録を掲載することにより、技術の特徴がより把握しやすい誌面構成となっています。また、巻末には特許情報の一覧表も掲載しています。
技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して技術分類を付与しています。