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技術と特許をつなぐメールマガジン

ネオテクノロジーでは、技術スタッフが調査した公開特許公報から気になった特許情報を1件選び、解説付きで皆様に配信しています(月1回程度)。
詳しい内容は、見本をご覧ください。

「電源パワエレ」

(今日のヒント情報より抜粋)

今回は特許第4392191号(同4388300号)を取り上げます。
スペーサー
図1
スペーサー
電力線搬送通信(PLC Power Line CommunicationまたはPLT Power Line Telecommunication)に関する二つの特許です。同じ出願人から同日に出願され、昨年10月に前後して登録されています。
スペーサー
二つの特許ではスイッチング電源の電源トランス一次側のAC電力線を通信回線として利用します。二次側の出力端子に接続される外部機器と通信信号を授受する具体的な手段が示されています。
スペーサー
商用AC入力のスイッチング電源が担う重要な役割の一つはエネルギー変換です。この他にもう一つの重要な役割があります。それは一次と二次の絶縁です。
スペーサー
例えばパソコンなど多くの情報機器では3kV程度の絶縁性能が要求されます。この特許は、AC電源と外部機器の間の絶縁を確保しつつ、もともとスイッチング電源が使い慣れた絶縁部品を使って信号搬送を実現しています。
スペーサー
まだまだ電力線搬送通信PLC/PLTには、電力線へのノイズ対処など、難しさもあります。しかも、LANのように高速に信号伝達速度も上げられません。
スペーサー
加えて、無線LANやPHS応用、最近ではブルートゥースなど、他の競合する通信手段の普及もめざましいものがあります。それでもPLC/PLTには、LAN基地などの設備が不要だという大きな魅力があります。
スペーサー
仮に、スイッチング電源には標準的にPLC/PLT機能を持たせてみましょう。すると、入れ替わり立ち替わりさまざまな外部機器が出力端子に接続されても、いちいちLANの設定などをせず通信ができます。さまざまな機器が不特定多数のコンセントに接続される環境でも、内蔵スイッチング電源を経て機器の動作を一元管理することもできます。
スペーサー
PLC/PLTの特徴を理解すれば、その長所を生かした発想が生まれる余地がまだまだありそうです。
スペーサー
特許ニュース編集局 技術スタッフ MA

「有機EL」

(今月のヒント情報より抜粋)

今月はイー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニーの発光材料出願に注目します。
スペーサー
赤橙色〜赤色光発光材料としてIrの複素環錯体が分割出願されています(特開2007−314792=特表2005−508437の分割)。
スペーサー
最近の出願では縮合芳香族化合物にジアリールアミンを2個結合させた青色〜緑色材料が目立ちます。図1のようなクリセン化合物が3件あります。
スペーサー
図1
図1
スペーサー
Ar1〜Ar4の少なくとも1つは置換されたアリール基、R3が分岐アルキル基または6員の脂肪族環を形成するものが青色発光材料(特表2010−529027)、Ar1、Ar3の少なくとも1つは少なくとも1つの電子吸引性基を有することで深青色発光材料(特表2010−529034)、また、Ar1〜Ar4は電子吸引性基を持たないアリール基でR3に電子吸引性基を有することで緑色発光材料として(特表2010−529036)提案されています。
スペーサー
さらには、図2のようにアントラセンをクリセンの代わりに用いています。
スペーサー
図2
図2
スペーサー
Ar1、Ar2を少なくとも2つの電子吸引性基を有するアリール基、R1〜R6をアルキル基またはアリール基とすることで青色発光材料として提案されています(特表2010−529232)。
スペーサー
特許ニュース編集局 技術スタッフ MA

「新刊案内、特別企画情報」

(新刊先行予約案内から抜粋)

待望の第3段!! MIT/WiTricityのワイヤレス電力伝送 《米国特許レポート》発刊

本格的な実用化を目前に控えたワイヤレス電力伝送技術。実用化に先行して、いま激しい知財競争が展開されています。ネオテクノロジーは、このたび「MIT/WiTricityのワイヤレス電力伝送」第三版を発刊しました。
スペーサー
MITが最初の米国特許を取得した後の2010年7月の第一版、WiTricityの川下用途への出願展開の動きをキャッチした2011年2月の第二版に続き、第三版では、最新の約30件の米国特許(公開・登録)を追加しました。
スペーサー
2005年の仮出願から始まったMIT/WiTricityの一連の米国公開特許は88件に上ります。2005〜2007年当初の出願がここ1年で次々と成立し、さらに新たな出願が続いています。実際に権利化された米国特許件数は、2011年2月時点でMITが2件、WiTricityが0件だったのに対し、2011年12月末時点ではMITが合計6件、WiTricityが1件に増えています。


★ 1/31付の『EETimesJapan』で紹介されました!! ★
スペーサー
「共鳴型ワイヤレス給電巡る知財競争、“アメーバ的”に特許網が構築されつつある」


MIT/WiTricityのワイヤレス電力伝送への取り組みから、1つの着想を基に技術を多様化し、一連の出願ネットワークを展開。最近の企業が早期の研究開発段階で繰り広げる先進的特許出願群のあり方を学ぶことができます。
スペーサー
将来の競合動向を知る資料として、特許戦略にたけたアメリカ大企業の出願ネットワークの展開状況を知り、それを越える有力な特許を押さえるためにも、ご利用頂きたい米国特許資料です。
スペーサー
《特徴》
・米国特許分類(USC)を基軸とした独自の検索式
・全件を専門技術スタッフがマニュアル査読
・内容を把握しやすい和文コメントを付与
・企業の特徴を把握できる特許マップを収録(出願時系列マップ、全体俯瞰マップ)
スペーサー
《体裁・価格》
・資料集(A4判):約200頁
・付属CD-ROM(電子データ):特許リスト(Excel、公報全文PDFリンク付き)
・価格:365,000円(税込み、送料別)

 

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