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2013.09.13
３D造形技術のうちに、考えてみれば確かにそうだ、
という発想の逆転的な出願を見つけました。
特表2013‐501149
高靱性マトリックス材料中の固結された高靱性被覆硬質粒子
アロメット コーポレイション
発明そのものは粒子ですが、
使用する目的として
【0088】【0089】で
ダイス、工具、航空機、等々が挙げられています。
ポイントは素材で、コア材料にダイアモンド、立方晶窒化ホウ素
等の化合物を用いています。
たしかに、これらを用いた化合物は、「高靱性」です。
大変に強度が高いので、研磨して加工する、
というのが考えにくい。
そうなると、それを用いた工具をつくるためには、
積層構造によって造形していく手法が現実的になる。
積層する際の工夫や、それに適した材料配合の工夫など、
まだまだ技術的課題はありそうですが、
新しい特性をもった工具や製品が、
３D造形（積層構造作成技術）によって生まれるかもしれません。
