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2013.06.24
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「スピンゼーベック熱電素子」 クローズアップブック発刊
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http://www.neotechnology.co.jp/books/cu/6408/
スピンゼーベックは、企業や研究所、大学の将来テーマとして取り上げられているようです。基本は電子電流を伴わない磁気スピンの流れ(スピン流)とスピンゼーベック効果を利用する技術で、今までにない環境発電自律型センサやビルトイン型集積新デバイスなどを生み出せる可能性もあり、魅力が尽きない研究テーマの一つです。
本書は2007.1.1~2013.6.20の日本国内での発行分(公開特許、公表特許、先行再公表特許)のスピンゼーベック効果を利用する熱電変換技術を調査しました。2007年公開分は2005年7月以後の出願と想定すると、2013年の現時点から約八年間を遡及した調査に相当します。なお、実用新案は調査していません。
スピン波による逆スピンホール効果による電流生成も参考情報として取り上げました。しかし、スピン流だけの発明やメモリ、センサ、磁気ヘッド、スピン伝導素子やスピントロニクス、マイクロ波発振などは対象としていません。
従来のPbTeなどの重金属熱電材料を使うバルク型のアプローチとは全く異なり、先端カーボン系素材でも磁気スピンは流れを生み出せるようです。これらの新素材を活用する新し技術への展望を収録情報から読み解かれてはいかがでしょうか。
また、「研究開発の成果を、どの様な角度で切り取り、それを技術的特徴として優れた特許出願に結び付けるか?」は、研究成果を求める一つの尺度としてますます重視される傾向が強まるようです。この問題は、研究開発と切り離せない問題ですが、なかなか教科書になる具体例に巡り合いません。
本資料は、最近の優れた研究成果を収録してあるので、ご自身の研究成果を特許出願する上で具体的な参考例として、ご利用されることもお勧めいたします。
ネオテクノロジーの資料は、「技術と特許」の複眼的な見方で研究開発のサポートいたします。ぜひお役立てください。
【発刊】2013年6月
【体裁】A4判約90頁
付属CD-ROM 掲載特許一覧表(Excel)公開特許公報全文(PDF)
【本体価格】29,800円(送料別)
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