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本書で取り上げる技術対象
農業での肥料の重要さは古くから知られています。しかし今なお新しい技術が次々と
発明され農業の発展と人類の暮らしに役立っています。
本書は施肥技術の特許情報から現代農業の現状を俯瞰します。
◆均等均一な施肥
肥料放出量の調節、車速との連動など圃場への均等な施肥についての発明を取り上げています。
◆局所施肥・うね立て施肥
地表からの深さ、作物からの距離など効果の高い位置への施肥やうね立て施肥などについての
発明を取り上げています。
◆植苗・播種と施肥の連携
施肥を稙苗、播種などの作業と同時に行う際の施肥量の管理や苗補充時の風量制御、
作業装置の自動昇降などの発明について取り上げます。
◆肥料の詰まり対策と排出技術
施肥ホース内での肥料詰まりを防ぐ発明やホッパ内に残った肥料を容易に排出する発明などについて
取り上げます。
◆土壌センシング・圃場マップ
センシングにより土壌の肥料濃度を測定して施肥をする発明や圃場の面としての広がりを意識した
発明について取り上げます。
◆新しい肥料と製造方法
施肥作業の効率化につながる放出制御肥料や生ごみ等のバイオガス残渣から有機肥料を製造する発明、
それらの施肥方法などについて取り上げます。
◆肥料補充・リモート操作など
肥料の投入や補充を容易にする発明や肥料切れを警報する発明、無線通信により操作する発明などを
取り上げます。
*養液栽培や海藻類、イチゴなどの特定作物の施肥に関する発明は除外しています。
また個人による出願も原則的に除外しています。
★本シリーズ「パテントガイドブック」のねらい
技術テーマのプランニングや技術開発において、技術者自身が最新の特許情報を的確に把握することが求められています。しかし、膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特定の技術テーマにフォーカスし、俯瞰しやすいレベルにまとめたのが本シリーズ「パテントガイドブック」です。
技術者の視点で直近の特許情報から最低限必要な約100件の情報を厳選した本シリーズは、技術者が進むべき将来の方向を探る道しるべとして最適なガイドです。
・均等均一な施肥
・局所施肥・うね立て施肥
・植苗・播種と施肥の連携
・肥料の詰まり対策と排出技術
・土壌センシング・圃場マップ
・新しい肥料と製造方法
・肥料補充・リモート操作など
掲載企業(TOP10)
井関農機
八鹿鉄工
ヤンマー
三菱農機
クボタ
アグリテクノ矢崎
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
シブヤマシナリー
鋤柄農機
松山 ほか
ガイドマップガイドマップは、アングル(技術的着眼点)ごとに図面と企業を選び放射状に配置した、ネオテクノロジー独自の俯瞰マップです。直近数年の出願にあらわれる技術と企業を見渡すことができます。
深掘調査を行う際には国際特許分類(IPC)や日本特許庁独自のファイルインデックス(FI)を利用すると便利です。IPC/FIガイドではアングル(技術分類)ごとの特許情報に実際に付与されている特許分類を抽出し掲載しています。
本書で取り上げた特許情報をアングル(技術分類)ごとに分けて抄録を掲載することにより、技術の特徴がより把握しやすい誌面構成となっています。また、巻末には特許情報の一覧表も掲載しています。