本書の特長

ウエアラブルなエレクトロニクス機器は、使用者が身につけて情報を活用できる薄くて軽い携帯に便利な情報端末です。本書では、ウエアラブル電子機器の特質を生かして新たな発明を生むために役立つ最近の公開特許情報を紹介しています。ユーザーの操作に目をつける観点や、情報の多様性に目をつける観点など、ウエアラブル機器ならではの発明を導出するうえでヒントになる観点別にセクションを分けました。観点の境目を攻める発明、得意技を代入する発明、ブレストから組み立てる発明、課題系統から生み出す発明など、読者の知恵で新しい発明を生むたたき台にご利用ください。

本シリーズ「発明導出ガイドブック」のねらい

特許情報を利用して、新たに発明を生みだすことを支援するレポートです。
技術テーマに固有な技術的観点・着眼点を捉えなおすことで着想を導きだし、
発明を生みだすことをねらいとしています。

★特許情報を活用して発明を生み出す
★自然体で特許情報を見ましょう
★発想を生み、着想を育てる
★競合相手に勝つ

１．発明導出ガイドブックシリーズのねらい
２．発明導出ガイドブックのメリット
３．ウエアラブル電子機器の観点定義
４．発明導出ガイドブックの使い方（発明導出のフローチャート）
５．ガイドマップ（ウエアラブル電子機器の全体像俯瞰マップ）
６．観点別の公開特許情報

《アングル（技術分類）》
・「ユーザーの操作」の観点
・ひとの「生体情報」の観点
・「情報の多様性」の観点
・「画像の利用」の観点
・「セキュリティ」の観点
・「機構メカ」の観点
・「電気通信」の観点
・「ビジネス」の観点

７．掲載特許一覧表
CD-ROM付属

【掲載企業（順不同）】
・ソニー株式会社
・富士通株式会社
・オリンパス株式会社
・三星電子株式会社
・株式会社NTTドコモ
・株式会社東芝
・ヤフー株式会社
・日本電信電話株式会社
・株式会社リコー
・ビッグローブ株式会社
・KDDI株式会社
・グーグル・インク　など

発明導出ガイドブックのメリット

●ひとりでも楽しめます
本書は一人で構想を練るときの話し相手になります。
ぜひ、姉妹編もご利用ください。

●お二人以上で、お仲間と楽しむこともできます
仲間と本書のガイドマップや掲載されている抄録を見直すことにより、独自のシナリオを組み立てることができます。ぜひ、巻末の特許情報を活用した創造支援サービスACTAS（Assistance of Creative Thinking And Solution）をご覧ください。グループワーキングやブレインストーミングを行う際のヒント等、当社のコーディネータにお尋ねください。

●発明導出の前に、ちょっとした特許調査をしておくことをお勧めします。
せっかく発明を導出する苦労が無駄にならず、先行出願にかぶることがなく、先行出願より進歩した発明を生み出すため、特許調査を利用しましょう。ネオテクノロジーの提案する特許調査は受身の侵害調査ではなく、技術者のための発明導出と事業強化をねらう攻めの調査です。

●お手元に紙と鉛筆を用意してください。カードやタック紙があると好都合です。
ただし、一枚には発明の要素一つだけを書くようにしてください。あとでの組み合わせやグルーピングに好都合です。

●発明導出支援サービスACTAS（Assistance of Creative Thinking And Solution）
巻末に発明導出の参考になる特許情報を活用した創造支援サービスACTASのご案内が載っています。ぜひ、ご高覧ください。当社ではメルマガ配信も行っております。ぜひ、ご利用ください。