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組織工学的手法により生体組織を作製するために、幹細胞、骨細胞等の支持体として、三次元細胞培養等に適した足場材料(担体)が用いられています。
このような足場材料には、生体親和性、生体吸収性、足場材料の形状(多孔質やファイバー等の形やその大きさなど)等の条件が必要です。
本書では、培養細胞を、形状を保持した状態で増殖、および移植可能とする等の機能を有する新しい素材や生体内に取り入れるインプラント素材など、または足場材料を用いた細胞培養方法や足場材料を含む培養担体の製造方法等を広く取り上げました。
◆最近の傾向や注目ポイント◆
再生医療の進展にともない、3次元の足場材料をインプラント素材として利用する動きが進んでいます。 例えば、軟骨細胞の場合、コラーゲン、ヒアルロン酸およびプロテオグリカンの3次元マトリックス構造の中で増殖することが知られています。このような増殖する細胞のための再生足場となるマトリックス構造を取る高分子ゲル化剤を患部に注入することによって軟骨を再生させて関節を治療する技術も進みつつあり、今後のさらなる発展が期待されます。
本書では、新しい足場素材開発の全体の動向を知る情報として、また、新しい足場素材の開発のための具体的なテーマを考えるヒント等としてご利用ください。
2013年1月出願~2018年6月までに発行された国内公開特許から細胞培養の足場材料に関する特許情報を1,862件調査し、国際特許分類(IPC)、ファイル・インデックス(FI)およびキーワード(KW)を組み合わせた独自の検索式でデータ775件抽出しました。
技術テーマの全体俯瞰をしながら技術と企業の詳細をクローズアップできる電子版の特許資料です。プレゼンテーションや社内ミーティングに活用しやすい豊富な特許マップを掲載しています。最新特許情報へのアップデートサービスもあります。
【技術分類】
・足場材料に関する技術
・足場材料との複合素材に関する技術
・足場を製造する技術
・足場を利用した細胞を培養する技術
・その他
【掲載企業】
〈第1位〉大日本印刷株式会社
〈第2位〉テルモ株式会社
〈第3位〉学校法人東京女子医科大学
〈第4位〉国立大学法人東京大学
〈第5位〉国立大学法人大阪大学
〈第6位〉国立研究開発法人産業技術総合研究所
〈第7位〉プレジデント アンド フェローズ オブ ハーバード カレッジ
〈第8位〉富士フィルム株式会社
〈第9位〉株式会社日本触媒
〈第10位〉国立大学法人京都大学
◇企業シェア
◇上位10社技術比較
◇企業ランキング
ダイナミックマップはマインドマップ ® 手法を活用しています。ダイナミックに視点を切り替えて、素早く必要な特許情報と特許マップにアクセスできます。
企業と技術それぞれの観点から、知りたい項目(出願人件数推移、出願人ランキング、発明者ランキング、共同出願人内訳、該当特許一覧表)へとクリックで展開します。
特許分類(IPC/FI)を基軸としてキーワードで絞り込む検索式と、キーワードのみの検索式のOR論理による広めの検索式を用いています。
技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して技術分類を付与しています。