本書の特長

最近の技術動向を把握する《攻め》の特許調査
イオン液体の用途の拡がりに注目し、帯電防止用途に特徴がある特許情報を調査対象といたしました。
本書では、イオン液体による帯電防止技術をピックアップし、目を通しておくべき特許情報を選びました。それらを、下記7つの技術分類（粘着剤、コーティング、樹脂改質、防曇、光学用保護フィルム、電子写真部材、その他）に区分して収録しました。

調査対象技術

調査対象とした技術は、イオン液体を使用した帯電防止を図る技術です。主に、接着剤やフィルムなどの材料技術を取り上げています。

調査対象特許情報

下記の期間に発行された国内の登録特許及び公開特許・（再）公表特許を調査しました。なお、実用新案は除きました。
【登録】1995年1月1日～2015年10月15日（公報発行日）
【公開】2005年1月1日～2015年10月15日（公報発行日）

本シリーズ「ダイナミックマップ」のねらい

技術テーマの全体俯瞰をしながら技術と企業の詳細をクローズアップできる電子版の特許資料です。プレゼンテーションや社内ミーティングに活用しやすい豊富な特許マップを掲載しています。最新特許情報へのアップデートサービスもあります。

《掲載する特許情報の例》
・薬液処理用粘着剤層、薬液処理用粘着シート、表面保護シート、及び、ガラス基板
（特開2015-091924日東電工）
・粘着剤組成物及び表面保護フィルム
（特開2015-091988藤森工業）
・帯電防止剤及び帯電防止性樹脂組成物
（特開2015-165008三洋化成工業）
・試料観察方法、試料前処理方法、および荷電粒子線装置
（特開2014-190892日立ハイテクノロジーズ）
・樹脂組成物及び該樹脂組成物を用いた電子写真装置用部材
（特開2013-185140リコー）
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●技術から見る

• 技術シェア
• 出願件数推移
• 企業シェア
• 企業ランキング
• 公開特許一覧表 → 公報全文pdf

《技術分類》
1.粘接着剤（層形成済も含む）
2.コーティング剤・塗料（組成物）
3.樹脂改質（帯電防止、導電性付与等成型品）
4.防曇
5.光学用保護フイルム（反射防止、透明導電性）
6.電子写真部材
7.その他（電解液、酸素ガス吸収等）

●企業から見る

• 出願件数推移
• 企業性格チャ－ト
• 発明者ランキング
• 共同出願
• 公開特許一覧表 → 公報全文pdf

●全体データ

◇企業シェア
◇上位10社技術比較
◇企業ランキング（全企業掲載）

• 出願件数推移
• 企業性格チャ－ト
• 発明者ランキング
• 共同出願
• 公開特許一覧表
• 公報全文pdf

出願人ランキング

第1位：日東電工
第2位：藤森工業
第3位：三洋化成工業
第4位：日立ハイテクノロジーズ
第5位：リコー
第6位：大日本印刷
第6位：ビーエーエスエフ　ソシエタス・ヨーロピア
第6位：キヤノン
第9位：東レ
第9位：住友化学

その他掲載企業

日本電気硝子、富士ゼロックス、オリンパス、シャープ、ソニー、
ダイヤテックス、テクノポリマー、花王、荒川化学工業、 三光化学工業、
住友ベークライト、東海ゴム工業　ほか

全体俯瞰と詳細のクローズアップ

ダイナミックマップはマインドマップ ^® 手法を活用しています。ダイナミックに視点を切り替えて、素早く必要な特許情報と特許マップにアクセスできます。

企業と技術それぞれの観点から、知りたい項目（出願人件数推移、出願人ランキング、発明者ランキング、共同出願人内訳、該当特許一覧表）へとクリックで展開します。

広めの検索式でもれなく調査

特許分類（IPC／FI）を基軸としてキーワードで絞り込む検索式と、キーワードのみの検索式のOR論理による広めの検索式を用いています。

マニュアル査読によるノイズ情報のないデータ

技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して技術分類を付与しています。