~最新米国特許から読み解く~

自動車V2Xのダイナミックマッピング

2018年03月16日(金)[東京・御茶ノ水]

お知らせ

講師のインフルエンザ罹患のため開催を中止させて頂きます。詳細はこちらをご覧ください。

趣旨

  
ネオテクノロジーは、最新の米国特許情報から、自動車V2Xのダイナミックマッピングを多面的に読み解き、ネオテクレポート「自動車V2Xのダイナミックマッピング」を発刊しました。
本セミナーは、このレポートの重要ポイントををわかりやすくレクチャーします。

《ダイナミックマッピングを読み解く4つの観点》
ダイナミックマッピングを4つの観点に分け、米国特許情報を読み解きます。


ダイナミックマッピングの目的

  • 地図内の自車位置の把握のための高精度・リアルタイム性
  • 衝突事故を防止するための近隣車両との位置関係、将来軌跡の把握
  • 広域地図情報を活用した混雑情報の把握だけでなく、到着予想時間の混雑具合
  • 事故、緊急車両、道路工事・障害や犯罪多発地域などの危険場所等情報の把握
  • 空き駐車スペースやグループ旅行の集合場所などの変化する目的地への対応など

ダイナミックマッピングの応用

自動運転/運転支援/駐車/ナビゲーション/ライドシェア他運輸サービス

自車と他車の位置・走行状態およびセンサで得た情報をV2Xで共有し、高精度3次元地図上にマッピングすることが基本です(交差点が代表的な事例)。
ライドシェア等新しい運輸サービスにおいても、更新頻度の高い地図情報の積極的活用が表れています。

ダイナミックマッピングの関連企業

自動車系/電装系/IT系/運輸系/研究機関/その他

地図情報はそもそも情報・コンテンツ(IT)技術ですが、高度な自動運転のためには、従来のナビで使う静的地図情報では不十分です。
高精度でリアルタイムな3次元地図情報に加えて、車両の走行状態や、センサ情報をマッピングするダイナミックマッピングが必要になり、自動車メーカ系や電装系メーカもこの技術に力を入れています。

情報の鮮度が重要なので、情報の収集と配信は無線通信(V2X)で行われ、通信に強い企業のビジネスチャンスでもあります。
さらに、ダイナミックマッピングをプラットフォームにして、その上に、新たなサービスを展開しようするベンチャー企業の動きも見逃せません。

(補助的観点)地図情報の作成・共有

特許情報には、社会の変化とともに、ビジネスを仕掛けようとする企業が、どのような課題に着目し、どのような価値を提供しようとしているかが表れます。
特に、米国特許情報には技術革新でビジネスを狙う企業の動きが浮かび上がります。
最新米国特許情報からホットなビジネス動向を学び、新事業の策定にお役立てください。

開催概要

日時  :2018年03月16日(金)14時~17時
場所  :[東京・御茶ノ水]中央大学駿河台記念館6階600号室
参加方法:こちらのフォームよりお問い合わせください。
費用  :30,000円(税別)
     申込み完了後に請求書を送付させて頂きますので、セミナー前日までにお振込下さい。

プログラム

◆ダイナミックマッピングの技術課題と重要技術要素
ダイナミックマッピングの目的や応用、どのようにして動的地図を作成・共有し、利用するか、といった技術課題と重要技術要素について、具体的な特許情報の事例を交えて解説します。

◆従来の自動車メーカー(OEM)を頂点とする業界構造が転機を迎えています。
その縮図が自動車OTAを巡る主導権争いの中にも見え隠れしています。
自動車メーカー、電装メーカー、ITメーカーごとの取組み状況、主要企業の特徴を、具体的な特許情報の事例を交えて解説します。

◆質疑応答、名刺交換、個別質問など

講師

ネオテクノロジーの技術アドバイザーを務める山崎 王義が講師を致します。

KMY技研 代表

1975年 東京大学工学部電子工学科 卒業
1980年 東京大学工学系研究科電子工学専攻 博士課程終了(工学博士)
1980年 日本電信電話公社(現NTT) 入社
    以来、化合物半導体集積回路や光交換システムの研究開発や研究開発管理、NTT研究開発成果を活かした新規事業開拓、
    また、NTTエレクトロニクス(株)にて光通信用モジュールの開発・事業に従事。1987年から1年間米国コーネル大学の客員研究員。
2008年 新日本無線(株) 入社
    以来、ワイドギャップ半導体デバイスや新規事業開拓の業務に従事。
2017年 KMY技研を起こし、電子技術関連のコンサルタントや特許調査業務受託

関連レポート

自動車V2Xのダイナミックマッピング ~最新の米国特許情報から読み解く~
自動車V2XのOTA(Over the Air)~最新の米国特許情報から読み解く~
V2X自動車の情報通信サービス技術


お問い合わせ

03-3219-0899(担当:橋本)
平日 9:00~18:00(土日、祝祭日、当社休業日を除く)
フォーム