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2009年1月発刊
ネオテクノロジー監修
定価:300,000円+税(送料別)
A4判バインダー綴じ 約500ページ
CD-ROM付
リチウムイオン電池が電気自動車や電動自転車、車イスや電動工具などのハイパワー電源として注目されています。それに伴い、急速充電を目的とした最適充電電流マネージメントや長寿命化充電技術の重要性が高まっています。
本書は充放電回路の専門技術者がマニュアル査読により調査分析しました。
特許情報に基づく技術動向の見通しや、最近の特許環境把握にお役立てください。
・リチウムイオン電池を対象にしていること
・ハイパワー用であること
・急速充電を特徴にしていること
この調査では上記のように対象技術を三要件で定義し、調査を行いました。しかし、実際にはボーダーラインでの取捨選択などは技術専門家の主観で判断しています。これは本調査の特色でもあり、実際の技術的観点から、ハイパワー用の急速充電に使える可能性がある充電回路は、多少広めに取り上げています。
出願日遡及20年(1988年以後出願、2008年10月30日公報発行分まで)の国内公開、及び、登録特許4,286件を調査し、該当する特許情報(公開610件、登録約181件)を精査しました。
※登録特許は生死情報を調査し失効特許などは除外。
[技術分類]
特許明細書の特許請求の範囲(クレーム)1 項に記載されている技術的内容を主とし、詳細な説明欄の発明の背景や図面などを参考にして、ハイパワー用急速充電回路に求められる技術観点から、「方式・システム」、「制御」、「保護」の三つに大きく分類しました。なお、制御と保護の両観点については、どのような手段を用いるかによって、さらに詳しく小分類に区分しました。
(1)方式・システム
(2)制御観点-充電、放電のタイミング設定
(3)制御観点-組電池の直・並列電池充電バランス
(4)制御観点-一般的な制御回路
(5)保護観点-過充電、過放電
(6)保護観点-温度
(7)保護観点-電池本体の保護
[課題分類]
特許明細書の詳細な説明欄に記載されている発明の背景や課題認識、あるいは、発明の目的として記載されている技術的内容に基づいて、発明が生まれる背景となった課題を抽出し、個々の課題を類別した上で下記の課題分類としました。
・安全
・短時間
・ニーズ対応
・充電量
1.目的
2.調査対象技術(本件技術)
3.調査対象とした特許情報
4.検索式
5.付属CD-ROMについて
1.技術分類と定義
2.技術俯瞰図
3.課題分類
4.分類付与
5.参考データ
6.出願件数推移
7.課題と技術分類の特許マップ
1.方式とシステム
2.充電、放電のタイミング設定
3.組電池の直・並列電池充電バランス
4.一般的な制御回路
5.過充電、過放電
6.温度
7.電池本体の保護
抽出特許一覧表(公開)
1.三洋電機
2.ソニー
3.松下電器産業
4.富士通
5.東芝電池
6.日産自動車
7.IBM
8.松下電工
9.ケンウッド
10.キヤノン
11.その他企業
抽出特許一覧表(登録)
・付属CD-ROM
1.抽出特許一覧表(公開・登録)
2.全文明細書(PDF形式)