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2017年12月発刊
ネオテクノロジー監修
本文PDF(A4判 300ページ)、掲載特許一覧表(EXCEL版、全文明細書PDFリンク付)
定価:300,000円+税(送料別)
がんを治癒させる最大の切り札は、がんを早く発見することです。
簡便な手法で、比較的安価な、がんのスクリーニング方法が求められています。
リキッドバイオプシー(liquid biopsy:体液診断)は、
疾患部位の侵襲による組織採取を行わず、血液や唾液などの体液を用いて、
低侵襲にバイオマーカーを測定して診断する技術として注目されています。
・血中に僅かに存在するがんの遺伝子(遊離DNA)を検出する技術
・遺伝子変異の有無によって効果が期待できる薬を使い分ける個別化治療の促進
本書は、出願日遡及5年間の国内特許情報を専門技術スタッフが調査し、
リキッドバイオプシーに関わる技術と企業の取組みを明らかにするものです。
血中に存在する稀少細胞によって3つの技術要素に分かれます。
1)血中循環腫瘍細胞(CTC:Circulating Tumor Cells)
2)マイクロRNA(miRNA)
3)血中循環腫瘍DNA(ctDNA:circulating tumor DNAまたはcfDNA:cell free DNA)
体に負担が少なく優しい技術として注目されるリキッドバイオプシーですが、
血中に存在する僅かながん成分を、いかに効率よく、高い精度で検出するかが、
リキッドバイオプシーのこれからの技術課題です。
・さらに負担を軽減する検体採取方法
・測定感度を高めて早期がんを検出
・測定データのプロファイリング
・測定時間の高速化
・測定方法の低コスト化
・がん以外の分野での応用
本書は、リキッドバイオプシーに関する最近の特許情報から、
技術要素と技術課題を整理し、企業の取組みを俯瞰します。
リキッドバイオプシーによって、がん診断の診断用キット、チップ、デバイス、機器等、
個別化医療のための新しい関連部材や機器が広がります。
御社の新規テーマ探索や事業化検討のためにお役立てください。
技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して関連情報だけを抽出しています。
出願件数上位10 社について、出願年別件数推移、企業性格チャート、発明者ランキング、共同出願人及び公開特許抄録を掲載、その他の企業についても公開特許抄録を全件掲載し、関わる全企業と技術開発の全体状況を見渡します。
該当特許一覧表(Excel 形式)、公開特許公報(pdf形式)を収録、先行文献調査や、自社の関心事項に沿って深堀り調査を行う際に便利にお使いいただけます。