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このガイドブックでは自動車を運転する運転者の支援を情報通信側面から実現する運転支援技術を取り上げました。
本書は Part1にあたる発刊(2009 年)が行われていますが、その後の自動車の性能アップとともに他車との衝突回避や交差点での安全走行、自車情報の確実で高精度な授受だけでなく、新たに歩行者への安全や EV への充電支援という新しい観点が付加されています。発明の技術領域と観点から、7つに分類しています。
なお、運転操作に関わらない支援技術や、情報通信が関わらない支援技術に関する特許情報は取り上げていません。
技術テーマを絞り、直近2〜3年間の特許情報に基づいて、技術開発最前線がどうなっているか、大切な技術成果を知財にどう反映させているか、「特許」と「技術」の双方を見渡すガイドとして典型例137件を集めたガイドブックです。
自己の課題の相対的位置を知りこれからの方向を考える資料として、また簡易な特許調査としてご活用ください。
研究開発のアーリーステージで技術と企業の全体像を把握する
技術者の視点で直近の特許情報から最低限必要な約100件の情報を厳選した本シリーズは、技術者が進むべき将来の方向を探る道しるべとして最適なガイドです。研究開発のアーリーステージの開発テーマ探索にお役立てください。
●技術分類
※技術者が目をつける着眼点別に特許情報を収録しています
◆他車両と関わる運転支援(衝突回避、追従運転)
他車の動きや車群の行動を把握して自車の動きを運転支援する技術を取り上げました。衝突回避や追従隊列運転などが含まれます。他車が通信に応答しない無応答車両に対する対応も含んでいます。
PART1では危険、衝突の回避、駐車支援としていましたが、駐停車を別に区分を新設して分けました。
◆自車の情報授受と運転支援
自車のクルマの位置や向き、動きなど、自車の情報に着目した運転支援に関する特許情報です。凍結路面の予測などを含みます。通信不安定なエリアでの情報通信の確保なども含みます。
Part1 では走行車両の周辺情報の収集と提供としていましたが、高度な支援技術には自車の情報授受が重要な観点であると考えて新たに取り上げた観点です。
◆交差点や信号インフラによる運転支援
交差点や信号機、誘導信号などの交通インフラを用いる運転支援に着目した特許情報を取り上げました。
◆EV充電や駐車の運転支援
バッテリー充電ステーションへの誘導や空き駐車エリアの案内などの運転支援に着目した特許情報を取り上げました。
◆視覚や聴覚による運転支援
運転支援に欠かせない運転者へのメッセージの表示や警告など、自動車と運転者の相互対話に関する技術に着目した特許情報を取り上げました。
◆緊急や異常時の運転支援
異常時の緊急対応、緊急車両に伴う運転支援など、緊急時の運転支援に関する特許情報を取り上げました。
◆歩行者安全の運転支援
歩行者の安全の着目した特許情報です。携帯端末を利用する歩行者検知などが含まれています。
※Part1の区分と比べると歩行者や EV 充電の新たな区分が生まれています。
運転支援技術は基本的には自他認識か自車把握かが大きな観点であり、Part2では、最近の技術的観点を反映して自他関係に重きを置いた区分になっています。
●掲載企業(順不同)
トヨタ自動車、デンソー、三洋電機、三菱電機、住友電気工業、日産自動車、
スズキ、三菱自動車工業、ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト、
本田技研工業、 パナソニック、日本精機、クラリオン、ダイハツ工業、
日立製作所、東芝 ほか
ガイドマップは、アングル(技術的着眼点)ごとに図面と企業を選び放射状に配置した、ネオテクノロジー独自の俯瞰マップです。直近数年の出願にあらわれる技術と企業を見渡すことができます。
深掘調査を行う際には国際特許分類(IPC)や日本特許庁独自のファイルインデックス(FI)を利用すると便利です。IPC/FIガイドではアングル(技術分類)ごとの特許情報に実際に付与されている特許分類を抽出し掲載しています。
本書で取り上げた特許情報をアングル(技術分類)ごとに分けて抄録を掲載することにより、技術の特徴がより把握しやすい誌⾯構成となっています。また、巻末には特許情報の⼀覧表も掲載しています。
技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して技術分類を付与しています。
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