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研究開発アーリーステージの開発テーマ探索 ─ パテントガイドブック金属空気電池

nowprinting

2015年1月発刊
ネオテクノロジー監修
本文PDF(A4判 約120ページ)、掲載特許一覧表(EXCEL版、全文明細書PDFリンク付)
定価:80,000円+税(送料別)

本書の特長

金属空気電池は、カソード反応として空気中の酸素の還元反応、アノード反応として金属の酸化反応を利用する電池です。カソード活物質として酸素を利用することで電池内にカソード活物質を保持する必要がなく、また金属をアノードとすることで電池のエネルギー密度は飛躍的に向上する可能性があります。
現在使用されているリチウムイオン電池のエネルギー密度200Wh/kgに対して、リチウム・空気電池で11,000Wh/kg、アルミニウム・空気電池では8,100Wh/kgと大きく、将来の自動車用電池としても期待が高まっています。
本書では、これら金属空気電池の最近の公開特許情報から開発の方向を探りました。

本シリーズ「パテントガイドブック」のねらい

研究開発のアーリーステージで技術と企業の全体像を把握する
技術テーマのプランニングや技術開発において、技術者自身が最新の特許情報を的確に把握することが求められています。しかし、膨大な特許情報の中から必要な情報を抽出するには困難が伴います。そこで、特定の技術テーマにフォーカスし、俯瞰しやすいレベルにまとめたのが本シリーズ「パテントガイドブック」です。
技術者の視点で直近の特許情報から最低限必要な約100件の情報を厳選した本シリーズは、技術者が進むべき将来の方向を探る道しるべとして最適なガイドです。

1.ガイドブックシリーズのねらい
2.ガイドマップ(当該技術の全体像俯瞰マップ)
3.着眼点別課題と公開特許情報

【アングル(技術分類)】
・積層にともなう課題
空気電池のモジュール化(積層)は、用途を広げる上で不可欠な技術です。特に空気極への空気の導入と積層をどのように対応させるか、各社ともに種々の検討を行なっています。

・正極構造と材料
正極(空気極)の構造と材料は空気電池の特性を左右する重要なポイントです。触媒、多孔質材料、バインダー等の要素技術と、それらを組み合わせた構造に関わる特許情報を取り上げました。

・負極材料とセパレータ
金属負極とセパレータについて取り上げました。金属負極は、連続使用や表面処理等についての出願がなされています。セパレータはリチウムイオン電池に準ずる出願がなされています。

・注液型電池を考える
電解液注液型の空気電池を取り上げました。基本的には保管型の電池についての特許情報が多く、発電開始時の注液シークエンスや、動作時の状態モニタリングに関しての出願があります。

・新しい試み
電池セル内に金属負極と補助極を組み込み、空気極を共用することで金属空気二次電池として動作させ、放電終了後も空気極-補助極間で発電し、継続発電機能を補う特許情報が見られます。電力ソースとしての活用法として一つの方向を示しています。

4.IPC/FIガイド(当該技術テーマの検索ガイド)
5.掲載特許一覧表

【掲載企業】
日産自動車、大日本印刷、東芝、京都大学、イムラ材料開発研究所、東邦チタニウム、中島産業、日立製作所、住友精化、日本電信電話、東北大学、本田技研、トヨタ自動車、三星電子、三重大学、日立造船、冨士色素、スズキ ほか

サンプルページは現在準備中です。

技術的着眼点を俯瞰できる

ガイドマップガイドマップは、アングル(技術的着眼点)ごとに図面と企業を選び放射状に配置した、ネオテクノロジー独自の俯瞰マップです。直近数年の出願にあらわれる技術と企業を見渡すことができます。

深堀調査に役立つIPC/FIガイド

深掘調査を行う際には国際特許分類(IPC)や日本特許庁独自のファイルインデックス(FI)を利用すると便利です。IPC/FIガイドではアングル(技術分類)ごとの特許情報に実際に付与されている特許分類を抽出し掲載しています。

見やすい誌面

本書で取り上げた特許情報をアングル(技術分類)ごとに分けて抄録を掲載することにより、技術の特徴がより把握しやすい誌面構成となっています。また、巻末には特許情報の一覧表も掲載しています。



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