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ドローンを定義している事を基準にして、機体の構造、運行管理(飛ばす仕組み)、運用管理(空中での用を供する仕組み)に関する技術の特許情報を調査しました。
◆ドローンの定義
〇無人機
航空法上では航空機とは人が乗って空中の用に供するものとなっています。人が乗らないものがドローンで航空法上は玩具扱いです。ドローンと限定できるものは垂直に上昇が出来るものに限定しています。垂直に上昇可能なものはヘリコプターでありますが、ヘリコプターはメインローターにて上昇可能ですがローター回転方向に反回転トルクを加えないと機体本体が回転してしまい安定しません。それを解決しているのがテールローターの存在です。ヘリコプター方式の上昇機能飛行機は操縦が難しく構造も複雑になります。ドローンは機体の周りにローターを複数配置してテールローターのない構造となっておりシンプルな構造で操縦性も容易なものとなっています。他にメインローターの構造が複雑になりますが二重反転ローター構造でテールローターのないドローンも一部あります。
◆最近の傾向や注目ポイント
運行(操縦)の自動化、計画飛行等のIT技術を駆使しての技術が多くなっています。運用に関してもIT技術を駆使しての航空の用に供する仕組みの多様化を計る技術が多いです。
2013年1月~2018年5月までに発行された国内公開特許からドローンに関する特許情報を902件調査し、国際特許分類(IPC)、ファイル・インデックス(FI)およびキーワード(KW)を組み合わせた独自の検索式で807件抽出しました。
技術テーマの全体俯瞰をしながら技術と企業の詳細をクローズアップできる電子版の特許資料です。プレゼンテーションや社内ミーティングに活用しやすい豊富な特許マップを掲載しています。最新特許情報へのアップデートサービスもあります。
【技術分類】
・機体構造
・運行
・制御
・離着陸
・飛行制御
・運行GSE
・安全、保護
・運用
・空中での用途
・その他の用途
・運用GSE
【掲載企業】
〈第1位〉エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッド
〈第2位〉株式会社プロドローン
〈第3位〉パロット
〈第4位〉パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ
〈第5位〉ザ・ボーイング・カンパニー
〈第6位〉東京電力ホールディングス株式会社
〈第7位〉日本電気株式会社
〈第7位〉株式会社トプコン
〈第7位〉キヤノンマーケティングジャパン株式会社
〈第10位〉三菱重工業株式会社
◇企業シェア
◇上位10社技術比較
◇企業ランキング
【その他の掲載企業】
パナソニックIPマネジメント、三菱自動車工業、ヒロボー、
アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド、ヤマハ発動機、
日立製作所、三菱電機、シャープ、リコー、富士重工業、富士ゼロックス、
キヤノン、NTN、エンルート、自律制御システム研究所 ほか
ダイナミックマップはマインドマップ ® 手法を活用しています。ダイナミックに視点を切り替えて、素早く必要な特許情報と特許マップにアクセスできます。
企業と技術それぞれの観点から、知りたい項目(出願人件数推移、出願人ランキング、発明者ランキング、共同出願人内訳、該当特許一覧表)へとクリックで展開します。
特許分類(IPC/FI)を基軸としてキーワードで絞り込む検索式と、キーワードのみの検索式のOR論理による広めの検索式を用いています。
技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して技術分類を付与しています。