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最近の技術動向を把握する《攻め》の特許調査
GaN は、パワースイッチとして電力変換回路の効率化や小型化が可能な為、次世代パワー半導体の有力候補となっています。GaN の特徴は導通時の飽和電圧が低いので導通損失が少ないこと、ゲート容量が少ないのでドライブが簡単なこと、高速動作ができるのでスイッチング損失が低減することが上げられます。現在、開発されているSiC/GaNデバイスは、それぞれの電圧レンジや電流レンジから、従来のSi 製IGBT はSiC に、従来のSi 製MOSFET はGaNに、順次置き換えられていくであろうと予想されます。
本書はGaN パワー半導体を用いた電力変換回路技術に関する2000年1月1日~2015年12月31日までに発行された国内公開特許約1000件の国内特許情報を調査しました。パワーエレクトロニクス技術専門家のマニュアル査読により、GaN パワー半導体を用いた電力変換回路に重点を置き、技術的に見逃せない国内公開特許情報を調査し、特許情報を抽出しました。
この分野にご関心ある企業各社には、特許情報に基づく技術動向の見通しと最近の特許環境を把握するうえで、格好の特許・ 技術レポートです。
また、同時発刊で調査レポート(冊子版)も発売しています。こちらは特許調査結果に基づいて、特許マップと合わせて、技術と特許の専門スタッフが技術動向と企業の特徴を解説しています。
GaNベースのパワー半導体を用いた電力変換回路の技術とします。GaNデバイス単体の半導体構造やパッケージ化などの構造、GaNデバイスの放熱構造は対象としません。
下記の期間に発行された国内の公開特許・(再)公表特許を調査しました。なお、実用新案は除きました。
【公開特許】2000年1月1日~2015年12月31日(出願日遡及)
技術テーマの全体俯瞰をしながら技術と企業の詳細をクローズアップできる電子版の特許資料です。プレゼンテーションや社内ミーティングに活用しやすい豊富な特許マップを掲載しています。最新特許情報へのアップデートサービスもあります。
《技術分類》
1.応用回路(DC-ACインバータ)
2.応用回路(DC-DCコンバータ)
3.応用回路(力率改善(PFC))
4.応用回路(その他)
5.デバイスの工夫
6.ゲート駆動回路
7.保護回路
◇企業シェア
◇上位10社技術比較
◇企業ランキング(全企業掲載)
ダイナミックマップはマインドマップ ® 手法を活用しています。ダイナミックに視点を切り替えて、素早く必要な特許情報と特許マップにアクセスできます。
企業と技術それぞれの観点から、知りたい項目(出願人件数推移、出願人ランキング、発明者ランキング、共同出願人内訳、該当特許一覧表)へとクリックで展開します。
特許分類(IPC/FI)を基軸としてキーワードで絞り込む検索式と、キーワードのみの検索式のOR論理による広めの検索式を用いています。
技術と特許の専門スタッフがマニュアル査読を行い、ノイズ情報を除去して技術分類を付与しています。