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2012年1月発刊
ネオテクノロジー監修
定価:180,000円+税(送料別)
A4判約200ページ
CD-ROM付属
ISBN:978-4-906707-16-4
トヨタ自動車の米国特許は主に2008年以後に急増しており、インダクション(誘導)コイルと自己共振コイルを組み合わせた構造に特徴があります。初期の出願は安全やシールドなどを取り上げた技術観点が多く、2009年後半になるとインピーダンス調整や周波数に目をつけた技術的に高度な出願へと内容も変化しています。
米国マサチューセッツ工科大学MITの2007年米国公開特許US2007/0222542が世界に投げ掛けた磁場共鳴型ワイヤレス電力伝送技術のその後の広がりに注目しています。そこで、トランスコアを用いる電磁誘導型ワイヤレス電力伝送技術やレーザ光やマイクロ波を用いるワイヤレス電力伝送技術などは調査対象として取り上げていません。
1976 年1 月1 日~2011 年10 月20 日までに発行されたトヨタ自動車のワイヤレス電力伝送技術に関する米国特許(公開88 件、登録57 件)を調査対象としました。調査の結果、抽出された米国特許は公開20件、登録2件でした。
この米国特許レポートシリーズでは、最近の企業が早期の研究開発段階で繰り広げる先進的特許出願群の在り方を学ぶ資料として、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)とWiTricity、Qualcomm、Samsung、Toyota、Sony、Access Business Group、Powermatなどを取り上げます。
米国特許を知ることにより、米国特許への攻め方・展開の具体例を学ぶことができます。研究と技術、知財が一体となって連動する次世代技術革新への取り組みの研究資料としてもご活用いただければ幸いです。
ワイヤレス電力伝送技術の技術要素別に代表例を抽出し、俯瞰マップにまとめました。 この俯瞰マップから、企業独自の注目すべき技術要素が浮かび上がってきます。
ワイヤレス電力伝送技術に関する出願を時系列マップにまとめました。この出願時系列マップから、ワイヤレス電力伝送技術を特許出願に展開する状況がわかります。なお、マップ中には仮出願制度(provisional application)や、継続出願制度継続出願CP:continuation application/一部継続出願CIP:continuation in part application)も表示しています。
英文の直訳ではなく、発明の内容を表したわかりやすい和文タイトルを付けています。また、公報全文を査読したうえで、発明のポイントを解説しています。
1件で見開き2ページ構成とし、左ページには技術的な説明と発明相応図、右ページにはフロントページを掲載しています。 なお登録公報には、参考までに公開段階のフロントページとクレームが付いています。
抽出した特許の一覧表(Excel)及び全文公報(PDF)を収録したCD-ROM/DVD-ROMが付いています。一覧表(Excel)には全文公報(PDF)がリンクしています。特許マップの作成、キーワードによる絞り込みなどの二次加工に便利です。